栄養バランスのとれたドッグフード

愛犬がエサを欲しがると、ついつい与えてしまうのが親心かもしれません。
しかし、人が食べているものやジャーキーなどのおやつをあげ過ぎると肥満や様々な病気の原因になってしまいます。

人と犬とでは、必要な栄養素の内容や量に違いがあります。
人が食べているから愛犬にも悪くはないという思い込みは危険です。

人間のペットとして生活するようになった犬は、雑食の生活に慣れてきましたが、本来は肉食です。
消化器官も肉食に対応するようになっているので、野菜や穀物を消化するのは苦手です。
人と同じような食生活は消化器官に負担を与えてしまいます。
また、塩と砂糖はほとんど必要ではので、塩味のある食べ物や甘いお菓子などは良くありません。
チョコレートなどは、中毒症状などをおこす危険性があるので与えないで下さい。

しかし、犬も人と同じように栄養素は必要です。
6大栄養素と呼ばれる「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」「水」は、犬の健康維持のためにも不可欠です。

ここで注意したいのが、犬と人では必要な栄養素のバランスが異なることです。
例えば、炭水化物は人間ほど犬には必要ありません。
また、タンパク質では、犬にとって動物性タンパク質がもっとも大切な栄養素です。
植物性タンパク質では十分に補給できません。
タンパク質や脂肪、炭水化物は重要なエネルギー源です。
ビタミンは、タンパク質などがエネルギーを作り出す働きをサポートします。
ミネラルは、体の機能を調整する働きがあります。
これらの栄養素をバランス良く摂取することが大切です。

カリカリなどのドライドッグフードのほとんどには、「総合栄養食」と記載されています。
総合栄養食とは、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準に沿った栄養バランスで配合されたドッグフードで、日本においてもこの基準が採用されています。
総合栄養食のドッグフードであれば、このドッグフードと水さえ摂取していれば栄養不足の心配はありません。
日常の食事として愛犬の好みになった総合栄養食を選んで下さい。

愛犬の健康のためには、愛犬に合ったドッグフードを選ぶことが大切です。
愛犬が美味しそうに食べるからといって、人の食事を与えることだけは避けるようにして下さい。